2020年10月24日に放送される「あの輝きをもう一度」で❝青学伝説の箱根ランナー!コロナ禍に脱サラ…妻に決意を見せたい33歳パパ❞が登場します。
33歳パパとは箱根駅伝で青山学院の常勝軍団の礎を築いた「荒井輔さん」です。
荒井さんは現在の常勝青学を作った伝説の主将だったとのこと。
番組では荒井さんがトレーニングの末に大学の後輩である神野大地選手と1500mの対決に挑むようです。
この記事では、荒井輔さんの青山学院での活躍や神野大地選手との対決結果について紹介していきます。
【あの輝きをもう一度】荒井輔(たすく)のwiki風プロフィール!青山学院駅伝部の伝説の主将
@RSLAB_tokyo で走力テストしてきました!現役時代とは比べものにならないけど、現状を知って効果的なトレーニングができそうです! pic.twitter.com/mGYOmKDny0
— 荒井輔/AraiTasuku (@araitask) June 27, 2020
- 名前:荒井 輔(あらい たすく)
- 生年月日:1987年4月9日(33歳)
- 出身地:宮城県
- 高校:利府高校(宮城)
- 大学:青山学院大学
- 社会人:JR東日本
- 身長/体重:176cm/58kg
- 1500m:3分46秒03
- 5000m:14分04秒63
- 10000m:28分50秒05
- 20km :59分58秒
- ハーフマラソン:1時間3分秒47
- 07年:関東インカレ2部1500m 優勝
- 09年:関東インカレ2部1500m 優勝
- 09年:全日本大学駅伝選考会10000m 5位
- 12年:東日本実業団1500m 3位
- 12年:日本選手権1500m 3位
- 13年:日本選手権1500m 6位
荒井さん中学生の時に陸上をスタートされ、利府高校時代にはインターハイと全国高校駅伝に出場。
その後は青山学院大学に進学され、2009年には青山学院駅伝部主将も務められています。
原晋監督もNo.1の才能と認めた天才ランナーだったそうです。
荒井さんが青山学院に進学したのは、インターハイ選考で上位に食い込んだことで原監督に声をかけられたのがきっかけだったとか。
インターハイの東北予選。狙っていた1500mで最下位(ビリ2だっけ?)になって絶望したんだけど、ヤケクソで走った翌日の5000mで6位に滑り込んで勝ち取ったインターハイ。1500mで同じくビリを争ってた800mの選手が駆け寄ってきてくれてめちゃくちゃ嬉しかった。その彼は800mでぶっちぎりで優勝した。
— 荒井輔/AraiTasuku (@araitask) April 26, 2020
当時の自分にはインターハイ出場しか頭になかったし、崖っぷちで走ったその5000mのレースを見て原監督から勧誘して頂いた。それだけ自分にはとってインターハイの存在は大きかった。だから、インターハイがなくなる高校3年生の気持ちは想像し得ない。
— 荒井輔/AraiTasuku (@araitask) April 26, 2020
当時、青山学院は駅伝では無名でしたが、原監督が荒井さんに「お前から強くなるんだ。お前たちのために競技場を作る」との言ったそうです。
荒井さんも青山学院についてはほとんど知らなかったようですが、常連チームより新しいところで箱根駅伝を目指すことに魅力を感じて入学を決意されたとのこと。
青山学院で33年ぶりの箱根駅伝出場に貢献
【決断】箱根駅伝、初の無観客開催へhttps://t.co/JTWk0kYqRr
関東学生陸上競技連盟は20日、新型コロナウイルス感染防止対策として、箱根駅伝をはじめ今年度の主催大会の無観客開催を発表した。 pic.twitter.com/AU8ahR72j1
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 21, 2020
原監督の言葉通り荒井さんは青山学院の33年ぶりの箱根駅伝出場に貢献します。
それは荒井さんが3年生の時である第85回大会の時。
予選会で荒井さんを含め5人の選手が100位内に入る健闘を見せ総合13位に。
本来なら予選敗退となっていましたが、第85回大会は記念大会で出場校が例年より3校増え、さらに前年に関東学連選抜が4位になったことで予選会から本戦に出場出来る大学が1校増えてました。(9校+4校)
そのため青山学院大学は予選会ギリギリの13位ながらも本戦出場を手にしたのです。
実は関東学連選抜が4位になった時の監督は原監督であり、この時から青山学院の伝説はスタートとしていたのかもしれません。
荒井さんは初出場の箱根駅伝で1区を走り1時間6分00秒で21位とほろ苦いデビューとなりました。
総合成績は23校中22位で城西大学がリタイアしていたため、実質の最下位となることに。
そして、荒井さんにとって最終学年となった翌年の第86回大会。
予選会では荒井さんが全体の11位になる活躍を見せて総合8位となり本戦に出場。
本戦では3区を走り1時間04分09秒で区間7位の成績を残され、チームも総合8位でシード権を獲得。
ここから青山学院は箱根駅伝の常連となり2015年の第91回大会で初優勝。
そこから4連覇するなど荒井さんが今の強い青学駅伝部の始まりを作った選手と言っても過言ではないでしょう。
荒井輔の現在と神野大地との1500mの対戦結果も
荒井さんは大学卒業後にJR東日本に進み陸上も続けていたようですが2015年に引退。
本日をもってランニングチームを引退します
いいチームに恵まれました
結果を残すことはできませんでしたが、このチームに来てよかった
今まで本当に応援ありがとうございました
明日から新たな人生のスタートです
これからもよろしくお願いします pic.twitter.com/1CIX0dYzNX— 荒井輔/AraiTasuku (@araitask) March 31, 2015
そして今年になってJR東日本を退社し、北海道マラソンで優勝された事もある五ヶ谷宏司さんと一緒に世田谷にランニングスクール「BEAT AC TOKYO」を開設されています。
「9月19日(土)運動会直前かけっこレッスン」のお知らせ🍁
この秋こそ、速く走る為の正しい走り方を学んでから運動会に挑んでみませんか??
お申し込みや詳細は、下記URLのホームページから↓↓🦖💨https://t.co/f4tBF5xG15 pic.twitter.com/jxVVXCFomY— BEAT AC TOKYO (@beatactokyo) August 29, 2020
ただ、コロナの影響により先行きが不安になり妻を安心させるためにも神野選手と1500mの対決を行うようです。
あすごご6:55より放送のTBS「あの輝きをもう一度」という番組に出演します!
約100日間本気でトレーニングに励み、現役プロランナーであり青学の後輩でもある神野選手と1500m対決しました!トレーニングも減量も本番の勝負も、全て全力で行いました!勝負の行方は…ぜひ応援しながらご覧ください! https://t.co/6ckVoGGmUF— 荒井輔/AraiTasuku (@araitask) October 23, 2020
奥さんとは3年間前に結婚されて1歳の子供も。
全力で行ったとのことで青学の先輩後輩対決は非常に注目ですね。
対決は神野選手が20秒遅れてスタートするハンデ戦。
距離にして100mという事ですが、相手が現役バリバリの神野選手である事から「6年間のブランクがある荒井さんにとっては厳しい」と原監督はコメント。
残り600m時点神野選手との差は60m。
その後、徐々に距離を詰められるとゴール手前では10m近くまで接近されますが見事神野選手の追跡を振り切り勝利。
100日前に5分50秒だったタイムは4分22秒に縮める素晴らしい結果となりました。
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