2020年2月11日に世界保健機関(WHO)が中国武漢で発生した新型コロナウイルスの正式名称を「COVID-19」と発表した事が話題になっています。
COVID-19はどんな理由で名付けられたのか。
「COVID-19」の読み方や意味、名前や数字の由来について紹介していきます。
WHOが新型肺炎コロナウイルスを「COVID-19」と発表!
【WHO発表】新型コロナ、ワクチン開発には18カ月との見通しhttps://t.co/bAK09NwYcg
「利用可能な武器をすべて用いて、やれることをやらなければ」とした。また、新型肺炎は「COVID-19」と命名された。
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 11, 2020
このように世界保健機関(WHO)が中国・武漢で発生した新型コロナウイルスを「COVID-19」と命名しました。
新型コロナウイルスによる死者は現在1000人を超え、感染者はおよそ25か国で合計4万2000人余りと拡大しています。
日本でも感染者が日に日に増えており、終息する気配が一向に見えません。
そのため、WHOは国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言。
WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス務局長はワクチンの開発に1年半以上かかるとの見通しを示した上で「今できる全ての対策をとる必要がある」と述べています。
一方、中国では湖北省以外での感染者数の増加のペースが落ちていることから、早期に流行のピークが過ぎるとの見通し。
中国政府の専門家チームのは、新型コロナウイルスの流行が今月の半ばから下旬にピークを迎え、その後、終息に向かうとの考えを示したようです。
新型肺炎コロナウイルス「COVID-19(コビット)」の読み方や名前・数字の由来と意味も
【発表】WHO、新型コロナを「COVID-19」と命名https://t.co/gB3sifnAsr
「COVID」は英語の「コロナウイルス」と「病気」を略したもので、「19」は最初の感染が確認された2019年を意味する。 pic.twitter.com/6BLu6j0GML
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 11, 2020
テドロス事務局長は「COVID-19」の名前の由来について以下のように説明されました。
- CO:「corona(コロナ)」
- VI:「virus(ウイルス)」
- D:「disease(疾患・病気)」
- 19:2019年12月31日に最初の流行が確認された事から年を現す
そのままという感じではありますね。
また、読み方については「コビット(コビト)19」または「コーヴィッドナインティーン」といくつかあるようです。
テドロス事務局長は負のレッテルの回避を目指す国際勧告に準じて、特定の地名や動物の種、人の集団への言及を避けて選んだと発言されています。
みんなの反応


正式名が付くのに随分と時間を要した。
その割りにはそのままという感じ。
それはともかく世界中が必死になって対策を打っているが、まだピークは過ぎていない。一刻も早い終息を願いたい。

今回の件でWHOの問題点がより浮き彫りになった。
トップの母国を支援する中国への忖度。
そしてアジア地域での流行の場合、宣言や対応への消極性。
同じような状況が自分達のヨーロッパ地域で起これば、即時宣言と入国制限の措置を推奨していたはず。

なぜ今回だけ地名をいれぬ。
非常事態宣言をする時期から中国に気遣いばかりして対応が遅れている。
WHOは、中国に忖度しすぎです。
(引用:Yahooコメントより)
まとめ
【新型肺炎「COVID-19」の呼び方や意味と名前数字の由来は?【コロナウイルス】】について紹介しました。
名前に関しては正直そこまで重要ではないかと思いますが、「コビット」というのは短く言いやすいのですぐに定着するかと思います。
ただ、中国の武漢で発生したにもかかわらず武漢という名前が使われていないのは何かしらの意図があるのかもしれません。
何より1日にでも早い終息が望まれますね。
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武漢の名前を消したのは、武漢で開発されたことを隠す意図が感じられる。
感染者・死者数から言えば圧倒的に武漢である。
また、感染源も武漢である。その意味において”武漢ウィルス”が分かりやすい。