林佳秀さん若年性認知症アルツハイマーの原因や現在は?【金スマ中居正広】

2020年3月20日に放送される「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で若くして若年性認知症アルツハイマーを発症した林佳秀さんについて特集されます。

林佳秀さんについては金スマで何度か取材されているようで、今回で4回目となります。

林佳秀さんに48歳の時に若年性認知症を発症。

発症した当時、林佳秀さんには奥さんと小さいお子さんがいました。

この記事では、林佳秀さんが若年性認知症アルツハイマーを発症した原因や現在などについて紹介していきます。

林佳秀さんが若年性認知症アルツハイマーを発症【金スマ】

千葉県在住の林佳秀さんが若年性認知症アルツハイマーと診断されたのは50歳(2004年)の時。

最初は「ちょっとおかしいな」と思う事が続いたものの、年齢による疲れなどと思っていたそうです。

しかし、その後車で通勤したのに電車で帰宅したり急に仕事のミスが増える事が続いたそうです。

決定的だったのが近所の農家にお米を買いに行ったとき。

帰宅して車からお米を降ろそうとした時、お米をどこに置いたか忘れてしまったそうです。

そんな中で林佳秀さんは、ひとりで仕事を続けることに限界を迎えてしまい診断を受け、若年性認知症アルツハイマーと分かったそうです。

ちなみに、金スマが林佳秀さんを取材するのは今回で4回目。

密着を始めたのは2014年7月。

林佳秀さんは当時58歳、妻と3人の子どもがおり、認知症を患って既に10年。

年号や日付が分からない状態でした。

2度目の取材は発症から12年、2016年8月。

当時の病状はビニールバッグから弁当を出そうとするが、明け方がわからなかったとか。

これでも進行はゆっくり、萎縮はあまり進んでいなかったそうです。

3度目の取材は2018年5月。

林佳秀さんは若年性アルツハイマー型認知症を発症して14年。

以前に比べてスタッフに接するテンションが高かったようです。

これは人格変化ではなく、覚えている・理解しているように振る舞う反応だとか。

また当時、妻の京子さんは「最近は会話が通じていない」と打ち明けていました。

 

林佳秀さんが若年性認知症アルツハイマーを患った原因は?

林佳秀さんは29歳の時に映像会社を立ち上げ、経営されていました。

妻である京子さんとは映像会社で出会ったそうです。

当時、仕事は激務で常に睡眠不足の状態が続いたとか。

林佳秀さんが若年性認知症アルツハイマー発症する前は、明け方に寝るような生活で毎日のように仕事で徹夜を続けていたそうです。

そして、睡眠不足は認知症になる大きな要因だと言われています。

原因物質の1つであるアミロイドβタンパクが神経細胞に蓄積すると、脳の働きが低下し情報伝達の妨げなどが起こるそうです。

人間の体の中では睡眠中に脳脊髄液によってアミロイドβタンパクを洗い流す掃除が行われており、睡眠不足が続くと脳内の掃除が不十分になるとのこと。

また、若年性アルツハイマー型認知症を根治する治療法は見つかっていません。

そんな中で林佳秀さんの若年性アルツハイマー型認知症の進行はゆっくりだったそうです。

そこには家族や子供の支えがあったとのこと。

 

家族みんなで林佳秀さんを支えていた

林佳秀さんの認知症の進行が遅いのは薬を利用していないから。

また、妻である京子さんを含めて家族が林佳秀さんを支えていました。

ただ、それでも認知症は進行しているようで、病院で受けたテスト(30点満点)で2016年は12点だったものの、2019年は6点でした。

そして、京子さんは林佳秀さんが9年間勤務していた工場の会社を辞職する事を伝えます。

 

林佳秀さんの現在や症状は?

林佳秀さんの現在は、デイサービスで週5日勤務されているとの事。

京子さんは以前の会社を辞めてからは認知症の進行度合いが進んでいるように感じると。

ただ、子供たちが一緒に買い物に行ったり、京子さんは子供の認知症に対す対応の良さに感謝していると話されていました。