2019年2月14日に放送される「坂上どうぶつ王国」で香川県にある動物保護団体「ワンニャンピースマイル」の代表を務める鈴木愛葉さんが出演されます。
鈴木愛葉さんは現在、ADHAと診断され学校に通えない状況が続いています。
そんな愛葉さんを支えたのが愛犬であるシルバーです。
鈴木愛葉さんと愛犬シルバーとの出会いやワンニャンピースマイル結成理由にについて紹介していきます。
【坂上どうぶつ王国】鈴木愛葉(すずきまなは)さんの中学や愛犬シルバーとの出会いは?
今日【坂上どうぶつ王国⠀】19時全国放送です、放送されない地域もあります。
今回番組で発達障害、不登校初めて告白させてもらいました、同じ気持ちの子供やお母さんたちに色々伝えれたらいいなと思い告白しました。
是非みてください。#坂上どうぶつ王国 pic.twitter.com/0wFpdK1KkO— 学生愛護団体ワンニャン🐾ピースマイル (@wannyanpeasmail) February 14, 2020
- 名前:鈴木 愛葉(すずき まなは)
- 年齢:14歳
- 中学:桜町中学校
鈴木愛葉さんは現在、小学生から高校生でつくる動物保護団体『ワンニャンピースマイル』の代表を務められています。
自宅で猫5匹、犬2匹を保護し、さらに譲渡会や募金活動など精力的に取り組まれています。
実は鈴木愛葉さん、過去にADHDの診断を受けた事があるようです。
注意欠如・多動症(ADHD)とは、年齢あるいは発達に不相応に、不注意、落ちつきのなさ、衝動性などの問題が、生活や学業に悪影響を及ぼしており、その状態が6ヶ月以上持続していることと定義されています
そのため学校を休みがちになりいじめに遭う事も。
その結果、現在まで4年間ほど不登校の日々が続いているようです。
そんな愛葉さんを支えたのが愛犬のシルバーです。

(画像引用:https://www.wannyanpeasmile.com/)
シルバーは愛葉さんが物心がつく前からずっとそばにいて、家族同然の存在でした。
学校に通えなかった愛葉さんにとって毎日のようにシルバーと遊ぶのが楽しかったそうです。
そんなシルバーが突然急性腎不全を患う事に。
目も見えなくなり、夜中もフンを漏らしてしまう状況でした。
それでも愛葉さんは「いつ死んでしまうか分からないから、それまで精いっぱい世話をして、思い出をたくさんつくろう」と1日中世話をしている事もあったそうです。
シルバーが急性腎不全を患ってから3年後、愛葉さんが4年生の時にシルバーは天国へと旅立ちました。
家族同然であったシルバーを失った愛葉さんの心はぽっかりと大きな穴が。
涙が止まらなく大きなショックを与える出来事となりました。
動物保護団体「ワンニャンピースマイル」結成理由は?
同時に愛葉さんは「命の大切さとはかなさ」を感じる事に。
その後、愛葉さんは友達と2人でペットの現状についていろいろ調べます。
すると自身が住んでいる香川県の犬殺処分率がワースト1位である事を知ります。
猫についても同県は全国で高かったようです。
愛葉さんはそんな現状を知ってすぐさま行動に移します。
「みなさんにとって動物とはどんなそんざいですか。動物には命があります、あたりまえですね…」
「すてるひとがいたら注意してください。犬を捨てるなら犬をかわないでください」
と書いた手書きのチラシを友達と一緒に街中の人やお店に配っていったそうです。
すると愛葉さんの活動を知った人々が愛葉さんに協力。
さらに、チャレンジ塾という学校に通えない生徒たちが集まった子供たちの団体が愛葉さんの活動に賛同。
愛葉さんは愛護団体「ワンニャンピースマイル」を設立されたそうです。
その後で猫カフェのオーナーに「スピーチをしないか?」と言われた事で愛葉さんは講演会に参加する事になります。
その後は絵本を作成して現在は?
2月16日屋島桃太郎茶屋で11時から15時まで譲渡会開催します。
可愛い犬猫にあいにきてください。
ご支援もいつも感謝致します。
離乳食が追いつかなくなってます。またご支援応援もよろしくお願いします。#香川県#譲渡会#ご支援#応援#ありがとうございます pic.twitter.com/GOIyCnbGU7
— 学生愛護団体ワンニャン🐾ピースマイル (@wannyanpeasmail) February 13, 2020
愛葉さんは最初の活動として杉本彩さんが主宰する「動物環境・福祉協会Eva」の講演会で動物の愛護に関する作文を朗読。
香川県知事や高松市長も傾聴され、その様子が動画で投稿されて全国にワンニャンピースマイルの名が知れ渡る事に。
この経験をもとに愛葉さんは絵本を作成する事に。
実は愛葉さん、シルバーが亡くなった時に「命の大戦さ」を伝える絵本を作りたいと母親と話していたみたいです。
絵本作成の資金をクラウドファンディングで募った結果、目標額を超える資金が集まったようです。
愛犬シルバーは苦しんで苦しんで亡くなった、私はシルバーをさすったり抱っこするしかできなかった、まだまだ生きてほしかった、とても哀しく毎日泣いた、シルバーが教えてくれた命の大事さを絵本にしてつたえたいです、あと2日増刷のためにがんばります。 pic.twitter.com/lrFZfs4Uke
— 学生愛護団体ワンニャン🐾ピースマイル (@wannyanpeasmail) March 21, 2018
そして、2018年に11月に愛葉さんは「シルバーが教えてくれた命の大切さ 殺処分ゼロを目指して」を出版。
絵本には愛葉さんが仲間と保健所を訪れた時のエピソードが収録。
また、「かわいいだけでは飼えない」「かわいそうだけでは救えない」というメッセージを込めているそうです。
さらに、入学式以来行けてなかった中学の同級生から絵本を読んだメッセージがたくさん届きます。
愛葉さんはメッセージを読んでとても励みになったようです。
今では大事MANブラザーズ立川さんをはじめ、 田中要次さん、馬場 典子さん、山路 徹さん、 大久保佳代子さん、いとうあさこさんなど様々な芸能人がワンニャンピースマイルの活動を支援。
現在愛葉さんは犬猫の里親探しや講演会をしており、今後について
私たちワンニャンピースマイルは、犬猫殺処分数をゼロにするための活動に協力したいと思っています。
私たちの活動が全国に広がり、犬猫たちの命を守ることができることを願っています。
と語られています。
そして、将来は苦手な勉強を克服して動物看護師になりたいという事です。
まとめ
【鈴木愛葉さんの中学/愛犬シルバーとの出会いやワンニャンピースマイル結成理由は?】について紹介しました。
愛葉さんはADHAと診断されいじめにも遭うなど辛い日々を送られたようですが、シルバーによってその日々は救われたみたいですね。
そして、シルバーが亡くなった事でペットの現状を知り、今度は自身を支えてくれたシルバーへの恩返しを含めて、ペットが理不尽な理由で虐待や処分されないように献身的に活動されているようです。
シルバーも天国から愛葉さんの事を見守ってくれているのかもしれませんね。
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