2020年10月29日に放送される「アンビリバボー」で【YouTuberが詐欺師撃退!と思ったら!?】について特集されます。
これは、アメリカユタ州に住むYoutuberベン・テイラーがアフリカに住む詐欺師と思われる人物から受け取ったメールが起こした奇跡の物語。
ベンは最初、詐欺師からのメールと怪しんでyoutubeにやり取りを公開して撃退しようと考えていたようですが、まさかの事態に発展したようです。
この記事では、ベン・テイラーが受け取ったメールから起きた奇跡の物語の内容や結末について紹介してきます。
【アンビリバボー】2017年にアメリカのyoutuberベン・テイラーがリベリアのジョエルからメールを受け取る
When Ben Taylor got a message from someone in Liberia asking for financial assistance, he never thought it would turn into something more. https://t.co/zl08syPFzK pic.twitter.com/nXwaXeRFP8
— CBS News (@CBSNews) March 30, 2018
ベンが怪しいメールを受けとったのは2017年。
メールには
「こんにちは、私は西アフリカのリベリア出身のジョエルです。神の名の下お願いします。私はあなたからの援助が必要です。仕事または財政援助は私の力になります。」
と書かれていたようです。
普通であれば無視するメール内容でしたがベンはYoutuberをしていた事もあり、やり取りを動画でアップすれば面白いと考え、相手の誘いに乗ることに。
そこで「どうすれば手伝うことができますか?」と返信。
ジョエルからは「7人の子供を持つ父親でリベリアではジャーナリストを目指しながら英語の教師をしているが、基金を設立するために資金が必要である。」と返信が。
ベンはジョエルに「フォトジャーナリストとして自国の夕陽の写真を撮って送ってくれれば報酬を振り込む。」と持ち掛けます。
そして、このジョエルのメールが後に世界でも反響を及ぼす出来事となったのです。
ジョエルはベンに電化製品のビジネスを持ち掛ける
It was late July when a strange note from a scammer popped up on Ogden resident Ben Taylor’s Facebook one evening. Nearly a year later, Taylor would fly to Liberia to meet the man who helped him raise thousands to help the impoverished. https://t.co/PcIXLgT9eB
— KSL (@KSLcom) March 28, 2018
ベンは「ジョエルが本気で仕事をする気があるのか実験的な意味を含めてメールを送信した。」と過去のメディア取材で答えられていました。
ベンは半信半疑でしたがジョエルからはリベリアの夕陽の写真が送られてきたのです。

(画像引用:https://www.ksl.com/article/46185759/)
ただ、写真があまりにもぼやけて酷い写真であったため、ベンは報酬を振りこむことはせず。
するとジョエルからは「アメリカでは古くなった電化製品を送ってくれれば、リベリアの市場で売るから、その利益を折半しよう。」と別のビジネスの話を持ち掛けられることに。
ベンは最終的にジョエルのアドバイスを受けますが、電化製品販売ビジネスは思った以上に上手くいかず。
そこで、ベンはビジネスを写真撮影に変えることに。
ジョエルはベンから貰ったカメラでリベリアの村を撮影
以前の写真があまりにも酷かったためジョエルは30ドルで新しいを送ります。
そして「リベリアの村の驚くような20枚の画像を撮ってくればお金を振り込む」と。
ただ、ジョエルは「前金として報酬の半額を先に振り込み、完了時に残りの報酬を振り込んで欲しい」と要求。
リベリアでは銀行でお金を受け取るために金持ちが優先させるからとのこと。
ジョエルの要求を疑問に感じたベンは「報酬を振り込む前に仕事を完了する必要がある」と返信します。
数日後、ジョエルから「カメラを警察に没収されてしまった。取り戻すためにさらに資金が必要となった」と要求。
ベンはジョエルの噓と思われる主張にうんざりしてメールを送るのをやめることに。
しかし、数日後ベンの元に20枚の写真が添付されたメールが。
そこにはジョエルが撮影したリベリアの村の風景が写っていました。
ベンはジョエルが詐欺師ではなく本当に助けを必要としている父親であることに気づきます。
ベンは報酬を振り込むと共にジョエルに写真を上手く撮るアドバイスもします。
すると、ジョエルはすぐさま多くの写真をベンに送信。
そこには品質が格段に向上した村の風景の写真が。

(画像引用:https://www.ksl.com/article/46185759/)
ベンはジョエルの向上心や努力に非常に感動したようです。
結末はベンが撮った写真集が世界中で販売され大成功!
Steve Hartman follows a Facebook message that sparked hope in an impoverished community in Liberia. For information on how to donate visit https://t.co/wbQpGe7ZdB https://t.co/jCDsOqi961
— CBS Sunday Morning 🌞 (@CBSSunday) April 22, 2018
ベンはジョエルがリベリアで撮影した画像を写真集として販売することに。
I loved the story about this on today’s @CBSSunday!
How a Facebook scam turned out not to be a scam at all: A Photographic Journey through Liberia https://t.co/60VlYggPhD pic.twitter.com/ithQ2nmtbR
— Kirsten Alana 🗳😷 Travel Photographer (@KirstenAlana) April 22, 2018
「By D Grace of God: A True Story」というタイトルで1冊10ドルとして販売。
すると、写真集は世界40か国以上で1,000冊以上を売り上げ資金調達することに成功したのです。
最初の約束通り、ベンはジョエルと売り上げ資金を半分で分け合いジョエルには500ドル単位でお金が振り込まれました。
ジョエルは最初の報酬で新たなビジネスを始めるために電話とパソコンを購入。
一方、ベンは売り上げの資金をリベリアの慈善団体に寄付する事を考えていました。
しかし、そのような団体がないかった事からジョエルが住む村の子供たちの役に立てる事に使って欲しいと資金をジョエルに託します。
ベンはジョエルが資金を1人占めにするのではないかという心配があったようですが、ジョエルは子供たちのために学用品を大量に購入してプレゼント。
証拠としてベンに写真も送ったようです。
One of my favorite stories I’ve written. Big thanks to @pleasantgreen for letting me tell the story #bookofjoelhttps://t.co/y1L74WD0F4
— Liesl Nielsen (@liesl_nielsen) October 24, 2017
その後、ベンは写真集の成功を受けてジョエルが撮影した写真集などのグッズ販売サイトを作成。
写真集は5,000冊以上も売れるなど大成功になったようです。
販売で得られた利益はジョエルの妻や子供やその他の学校にも寄付されるなど、リベリアの多くの子供たちを救うことになりました。
また、ベンとジョエルが作成した写真集は下記のサイトから購入できるようになっています。
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